診療内容について
訪問診療とは
訪問診療とは 医師が ご自宅に訪問し行う医療のことを言います。訪問診療には2つのパターンがあります。一方が『定期診療』もう一方が 『適宜往診』と言います。
定期診療と適宜往診の違いは「定期的・計画的に訪問して行う診療かどうか」という点にあります。
定期診療 | あらかじめ約束をして定期的、計画的に訪問して行う診療。 診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行う。適宜往診も行う。 |
適宜往診 | 通院できない患者さまの要請を受け、医師がその都度赴いて行う診療。 基本的には臨時手段の診療です。 |
定期診療の対象となる方
- 高齢や病気・後遺症などで通院が困難な場合
- ガンや難病、先天性疾患、障害をお持ちの方
- 発達特性のある方(自閉症やADHD)
- 認知症の方
医療相談
ご病気によっては 命に関わるような場合もございます。 これらに対してどのような方針で今後の生活を維持していくかを、皆様と共に私たちは考えていきたいと思います。
- 終末期に向けた生活の場をどこに設定するかを相談する。
- 延命治療と世の中で言われているものが 一体どのようなものでありそれらをどのように活用していくかを相談する。
- 医療を受けていく上で必要な費用をどのようにして工面するか。自己負担分の医療費をいかに削減するか。医療保険や介護保険、障害者福祉をいかに適切に活用するか。
対応可能な処置について
- 対応可能な処置
- ガン患者さんの疼痛コントロール
- 注射、点滴、胃瘻、経鼻栄養、中心静脈栄養
- 尿道カテーテル、腎ろう
- 在宅酸素療法
- 在宅呼吸器管理、気管切開管理
- 胸水、腹水の管理
- 床ずれや皮膚の処置
これらの処置が可能です。しかし、あえてこれらの処置をしないという選択もあります。
ご本人さまやご家族さまのお気持ちを私たちに教えて下さい。いっしょに最善の方法を探していきましょう。
診療費用について
定期診療の場合は1割負担 ならば 月に1回で4,000円程度 月に2回で6,000円程度です。
ご自宅で療養されている方の場合
1か月あたり:6,000円ほど
(1割負担/月2回の訪問診療を受けた場合)
- 初診月は上記と異なります。
- 医師の訪問回数が増える場合には、費用が上記を超える場合がございます。
- 検査や処置、電話相談(電話再診)、往診などを行う場合、別途費用が加算されます。
- 診療費の1か月あたりの自己負担額には上限があります。詳細はお問い合わせください。
- 介護保険をご利用の方は別途、居宅療養管理指導費がかかります。
- 診療費用等は、医療費等の改定に伴い、変更になる場合があります。
診療地域・エリアについて
下記をご確認ください。
診療開始までの流れ
下記をご確認ください。